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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 頸椎側面撮影 ※救急の場合は正面や開口位よりも先に撮影し、損傷具合を評価する。 頸部を動かしたり、カラーを外すのは側面画像やCT画像をDrに確認してもらってからにする。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ネックレス、補聴器、ピアス、ヘアピン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 矢状面と受像面を平行にした立位または座位(座位の方が体動が生じにくい) 下顎角と頸椎が重ならないように、顎を少し上げる。 首が曲がっていないか患者の正面から確認する。 X線は垂直入射なので斜入射で撮影する正面の時より受像面を少し下げる。 肩を出来るだけ下げ、椎体と肩の重なりを最小限にする。 体が傾かない程度に、カセッテに触れさせることで体動を減らす。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から受像面に垂直入射。 中心は第4頸椎(喉頭隆起)。 照射野上縁は外耳孔を含むまで広げる。 75kV/16mAs リス(+) 呼吸停止。 患者は動いてしまうことが多いので、患者を良く観察し動いていない時に曝射スイッチを押す。 【チェックポイント】 下顎角と頸椎が重なっていない事。 首が左右に曲がっておらず、側面性が保たれていること。 (椎体の上・下関節突起、椎体・下顎角で判断) 肩が下がっており、外耳孔〜第1胸椎まで投影されていること。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) ※特に頸椎側面撮影はブレることが多いので注意。utubeのUR 【画像】 https //radiopaedia.org/cases/cervical-spine-anatomy?lang=us 重要な 4本のライン C6,C7,Thlにおける疎突起骨折を 土方骨折 と呼ぶ。 0 00~15 20
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 恥骨軸位撮影 恥骨の骨折・骨変化を観察する 撮影法は インレット法 に準ずる。
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 鎖骨斜位撮影 鎖骨が推定に投影される。 骨折または脱臼による偏移の程度を把握するのに適する。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 受像面に背中を付けた立位、または座位。 検側の上肢は下垂し中間位とする。 →「検側上肢を内旋することで、鎖骨と肩甲骨棘上部との重なりを減らす」という資料もある 正面撮影よりも上方に投影されるため、カセッテをやや上にセットする。陰影を見てチェック。 【X線入射点/距離】 距離100〜120cmの点から鎖骨に向け、尾頭方向に20°で斜入射。 70kV/16mAs リス(+) 呼吸停止 照射野の左右:外側の皮膚~胸鎖関節、上下:頭側の皮膚~肩甲骨中央 【チェックポイント】 鎖骨全体が明瞭に投影されている事。 必要十分な範囲に照射野が絞られている事。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) 【画像】 正常 鎖骨骨折 【解剖】 3D
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 胸部斜位撮影(RAO) + 展開 【ポジショニング】 体を45度傾け右肩を受像面につける。右腕を内旋し体の後方へ、左手は頭の上に置く。 【X線入射点/距離】 距離2mの点から、第7胸椎の高さで斜めになった体幹部の中心に向け垂直入射。 【撮影条件】 【チェックポイント】 肺野が欠けていない事。 動きによるブレがない事。 およそ(左側の肋骨外側〜脊椎間距離) = (右側の肋骨外側〜脊椎間距離)×2 になる。 適正なコントラスト、寛容度である事。 右の肩甲骨が肺野から外れている事。 ホルツクネヒト腔が広く観察できる事。 胸部斜位撮影(LAO) + ... 【ポジショニング】 体を45度傾け左肩を受像面につける。左腕を内旋し体の後方へ、右手は頭の上に置く。 ※大動脈の観察を目的とする場合はさらに角度をつけ60度の斜位とする。 【X線入射点/距離】 距離2mの点から、第7胸椎の高さで斜めになった体幹部の中心に向け垂直入射。 【撮影条件】 【チェックポイント】 肺野が欠けていない事。 動きによるブレがない事。 45度の斜位ならば、およそ(右側の肋骨外側〜脊椎間距離) = (左側の肋骨外側〜脊椎間距離)×2 になる。 適正なコントラスト、寛容度である事。 左の肩甲骨が肺野から外れている事。 ホルツクネヒト腔が広く観察できる事。 AP-window(大動脈窓)が描出されている事。 掲示板
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 頸椎正面撮影(尾頭方向20°斜入射) 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (髪を束ねれている場合は解く、ネックレス、補聴器、ピアス、ヘアピン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 受像面に背中を付けた立位、または座位。 体の捻れがないように、前額面と受像面を平行にする。 下顎と後頭骨下縁が重なるように顎を上げる。 首が曲がっていないか正面から確認する。 ※頸椎は6ツ切サイズのカセッテで撮影可能。6ツ切サイズで練習すればフィルムの中心に頸椎を映せるようになる。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から尾頭方向20度で斜入射。 中心は第4頸椎(喉頭隆起)。 75kV/16mAs リス(+) 呼吸停止。 【チェックポイント】 下顎と後頭骨の下縁が重なっており、頸椎が広く観察できること。(第3頸椎〜第1胸椎) ルシュカ関節がよく見えること。 首が左右に曲がっていないこと。 椎体の棘突起が中心を通り、体の捻れがないこと。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) ルシュカ関節 椎間孔の前方に位置し,椎体後外側上縁の鉤状突起とその上位椎体の後外側下縁を連結する小さい関節。 加齢によって骨棘を形成し、首周辺にある神経や血管を圧迫することで頚椎症/頚髄症を発生させる。 【画像】 正常例 15 10~ 頸椎(解剖)
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 足関節正面撮影 脛距関節と腓距関節から成る凸型の関節(ホゾ穴)を描出する。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ズボン、湿布、ホッカイロ等) 目的とする場所はどこか確認する。 【ポジショニング】 背臥位または座位。 膝関節は進展。 腰~下肢を軽度内旋させる(踵と第4趾を結ぶ線をカセッテに垂直) ※踵と第2趾を結ぶ線をカセッテに垂直にする撮影をTrue AP、踵と第4趾を結ぶ線をカセッテに垂直にする撮影をMortise APという 下腿遠位1/3を含むようにする(X線計測に必要) 【X線入射点/距離】 外側と内側のくるぶしの中点に向けて垂直入射 100cm 【撮影条件】 50kV/4mAs リスなし 【チェックポイント】 足関節のホゾ穴が観察できること。 骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。 【画像】 https //radiopaedia.org/cases/normal-ankle-3?lang=us Weberの骨折分類(治療法の決定に用いる) A:脛腓靭帯の結合部よりも遠位 B:脛腓靭帯の結合部付近 C:脛腓靭帯の結合部よりも近位 https //radiopaedia.org/cases/weber-fracture-classification-illustration?lang=us 脛距関節と腓距関節の関節間隙は均一であり、成人では4mm以下である。 3次元の解剖は こちら が理解しやすいです。 【関連資料】 解剖(MPR) (PCのみスクロール可) ストレス撮影 【ポジショニング】 【チェックポイント】 【関連資料】 あおき整形外科レントゲン撮影の疑問 第6弾 足関節外側側副靱帯損傷のストレスX線評価について
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 下顎骨頭撮影 【撮影前チェック】 検側はどちらか確認する。 障害陰影となるものを外す。 (ヘアピン、かつら、ウィッグ、ピアス、入れ歯、補聴器、ネックレス、眼鏡など) 【ポジショニング】 背臥位。 頭部を検側に15°傾ける 顎をできる限り引く。 口を大きく開ける。(口を開けることで顎が上がるので、再度、口を開けるように伝える) 中心に下顎頭が位置するようにカセッテを置く。 【X線入射点/距離】 距離100cm 頭尾方向で25°で眼窩中心に斜入射。 反対側の眼窩を含まないように照射野を絞る。 【撮影条件】 80kV/8mAs リス(+) 【チェックポイント】 下顎頭が側頭骨に重ならずに、眼窩中心に投影されている。 →重なっている場合は口をもっと開ける必要がある 必要最小限に照射野が絞られていること。 マーカーが入っていること。 目的部位が適正なコントラスト、寛容度であること。 【画像】 掲示板
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 顆間窩撮影撮影(Tunnel views, Notch views) 顆間窩、大腿骨内・外顆、脛骨上関節面、顆間隆起の観察。 骨(軟)骨の病変や摩耗、関節腔の狭小化などを観察する。 Holmblad method 大腿骨の顆間窩、大腿骨顆、脛骨上関節面、骨や軟骨の病変、関節腔の狭小化を評価する。 Holmblad viewは正面、側面で観察ができない関節内遊離体(関節ねずみ)を見るために考案された 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ズボン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 四つん這いの姿勢。 大腿骨軸を20°前傾し、大腿骨軸と寝台がなす角度を70°とする。 足首に枕を入れ、下腿軸と寝台のなす角度を10°とする。 大腿骨軸を頚体角を考慮して傾けると顆間窩内側が接線で投影される(p18) 遮蔽用エプロンをお尻に被せてもよい。 【X線入射点/距離】 膝蓋骨下端に向けて垂直入射 100cm 【撮影条件】 60kV/10mAs リスなし 【チェックポイント】 顆間窩が接線で投影されていること。 顆間窩に膝蓋骨が重なっていないこと。 膝関節面が中心に描出されていること。 膝関節に回転がないこと(大腿骨内側・外側顆の対称性と腓骨頭の1/2-1/3が脛骨に重なる) 顆間隆起が観察可能であること。 膝蓋骨が大腿骨に重なって観察可能であること。 骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。 【画像】 スライドp40 【動画】 Holmblad Method Holmblad Method(~2 00) Camp Coventry and Holmblad (2 15~Holmblad) Beclere method 脛骨上関節面および顆間窩を広く観察する。 被写体とカセッテが離れるため画質が劣化する。 他の方法よりも生殖腺の被ばくが増加する。 遊離体による膝のロッキング や顆間隆起の観察に優れる。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 【ポジショニング】 背臥位。 膝関節を40°屈曲させる。 膝関節を正面とするよう内旋する。 斜入射することを考慮してカセッテを配置する。 カセッテと膝裏は極力近くするように高さを上げた方がよい。 生殖腺防護に遮蔽用エプロンを被せてもよい。 【X線入射点/距離】 膝蓋骨下端から1.5cm下に向けて遠位→近位方向に30°で斜入射。 (書籍によっては40°で斜入射と記載されている) 100cm 【撮影条件】 60kV/8mAs リスなし 【チェックポイント】 顆間窩に膝蓋骨が重なっていないこと。 大腿骨および脛骨の内側顆・外側顆が左右対称に描出されていること。 膝関節面が中心に描出されていること。 膝蓋骨が大腿骨に重なって観察可能であること。 骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。 【画像】 正常例 【動画】 (3 30~5 35) Camp Conventry method 参考2 p36-45 顆間窩、大腿骨顆部の後下面、内側顆・外側顆間結節、顆間隆起、膝関節腔を描出する。関節内遊離体(関節ねずみ)の評価、軟骨損傷の評価など。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 【ポジショニング】 腹臥位で捻じれがないこと。 検側の膝を40°屈曲し、保持するよう支持台に乗せる。 近位→遠位方向に斜入射することを考慮して膝関節面が中央に投影されるよう、頭側にカセッテを配置する。 照射野のクロスラインを見てカセッテ中央に投影されることを確認。 膝関節が中間位となるように内旋する。 【X線入射点/距離】 膝蓋骨下を射出点として近位→遠位方向に40°で斜入射。 100cm 【撮影条件】 60kV/8mAs リスなし 【チェックポイント】 顆間窩が広く描出されていること。 膝関節に回転がないこと(大腿骨内側・外側顆の対称性と腓骨頭の1/2-1/3が脛骨に重なる) 膝蓋骨が顆間窩にほとんど重なっていないこと。 顆間隆起が観察可能であること。 膝蓋骨が大腿骨に重なって観察可能であること。 骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。 【画像】 スライド45 【動画】 Camp Coventry and Holmblad (~2 15) Camp Coventry (2 00~3 30)
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 副鼻腔正面撮影(PA方向) 【撮影前チェック】 目的とする部位、痛い場所はどこか。 障害陰影となるものを外す。 (ヘアピン、かつら、ウィッグ、ピアス、入れ歯、補聴器、ネックレス、眼鏡など) 髪を束ねている場合は、解く。 【ポジショニング】 頭部正面PA方向撮影と同じポジショニング。 腹臥位または座位。 正中矢状面とフィルム長軸を合わせる。 あごを引きOMラインをフィルムに垂直にする。 写真上で左右の判断が付かないためマーカー(R or L)は必ず置く。 【X線入射点/距離】 距離100cmで眉間を射出点に、受像面に垂直入射。 照射野は前頭洞~上顎洞までが十分含まれるように広げる。 【撮影条件】 75kV/20mAs リス(+) 【チェックポイント】 OMラインがフィルムに垂直になっていれば眼窩上1/3に錐体上部、眼窩中央に内耳道が投影される。 左右が比較できるように対称に投影されていること。(鼻中隔で評価する) 正中矢状面とフィルム長軸が合っている事。 左右マーカーが入っていること。 上顎洞が良く見えるコントラスト、濃度にする。 掲示板
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 頭部軸位撮影(AP方向) 【撮影前チェック】 目的とする部位、痛い場所はどこか。 障害陰影となるものを外す。 (ヘアピン、かつら、ウィッグ、ピアス、入れ歯、補聴器、ネックレス、眼鏡など) 頭頂部で髪を束ねている場合は、解く。 【ポジショニング】 仰臥位(背臥位)。 正中矢状面とフィルム長軸を合わせる。 ドイツ水平線と受像面と平行にする。 -①背中の下に枕を入れ、胸を反らせて顎を上げる。 -②撮影台から頭を下ろし、顎を上げる。 写真上で左右の判断が付かないためマーカー(R or L)は必ず置く。 【X線入射点/距離】 距離100cmの点から、両外耳孔を結ぶ線と正中線の交わる点に向けて受像面に垂直入射。 【撮影条件】 75kV/25mAs リス(+) 【チェックポイント】 頭蓋底部、錐体、頬骨、管や孔を左右対称に投影されていること。 切歯が頭蓋骨より少し前に投影されていること。 正中矢状面とフィルム長軸が合っている事。 左右マーカーが入っていること。 目的部位が適正なコントラスト、寛容度であること。 掲示板